【業務週報】補助者を育てるのは難しい~

1ヶ月100件くらいの案件を一人で処理できるようにならないとプロの行政書士とは言えません

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今、うちの事務所に行政書士の卵が修行に来ているのですが、まあ実務や営業を教えるのって難しいですね。

行政書士の場合、苦労して試験に合格しても経験者でなければ就職先自体めったにありませんし、弁護士さんや司法書士さん、社労士さんのような充実した研修制度も残念ながらありません(書士会も補助者募集・紹介などをやってくれればいいと個人的に思うのですが)。それで見切り独立→仕事が来ず廃業というパターンが多いような気がします。お客さんもよほど懇意な人でなければ実績もない新人さんには依頼しないでしょうからね。「開業1年で年収○○○万!」なんて開業本の与太話を鵜呑みにしないようにしましょう(笑)。娑婆はそんなに甘くありません(爆)

実務と事務所経営の話をすると、やはり1時間5000円くらいタイムチャージ&仕事量をコンスタントに確保できるようにならないと1人自宅事務所でも経営が成り立たないと思うのですが、そうするとかなりの書類作成処理能力や段取りの良さ、判断力を求められますからね。誰でもできる仕事じゃないんですよね。専業者だと上位1~2割の人しか喰えないというのは脅しではなくて本当の話だと思いますよ。特に今の日本は経済状況が悪いですから。

ということで、今年、行政書士の開業をお考えの方は、自分の実力や適性などを考えて資金的にも余裕を持って開業するようにしましょうね。以上開業8年目の行政書士からの忠告でした(爆)

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