【業務週報】外国人が行政書士にビザ手続きを依頼しないわけ

来週はGW、連休中も入管は開いてるんですが例年駐車場から行列ができるスゴイ混雑。それでも皆本人申請で行くんだから外国人何考えてるかよく分からない(爆)
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すごいタイトルですが(爆)、先日新人の行政書士にいろいろ聞かれたので、今までの経験や外国人の人たちの声を私なりに整理してみますと、

1.代行料が高い
月給日本円にして2万円の国から来た人たちにとって、10万円の代行料って月給5ヶ月分だから日本人の感覚で言うと100万円。そりゃ値切りますよね(爆)。また在日外国人の人たちって一部の駐在員や外国人社長を除き平均的な日本人より収入も確実に低いですから。。。

2.言葉が通じず不安
私も去年台湾で投資経営ビザの取得を検討したとき、日本語が通じる日本のコンサル会社のところに相談に行きました(爆)。やっぱ言葉が通じるところに相談に行きたいのが人の常ですが、行政書士で外国語ができる人や、通訳や外国人補助者を置いてる事務所ってそんな多くないですからね。。。

3.信用できない
外国人の人たちからしたら異国で命の次に大切と言われるパスポートや書類、また婚姻離婚、年収などの個人情報をどこの馬の骨か分からない外国人(行政書士)に預けたり、教えたりするのは抵抗があるんでしょうね。無資格の入管ブローカーはそこら辺をよくわかってて、「入管幹部職員とパイプがある」とか「政治家の○○とは好朋友だ」と自作自演で箔をつけたりしてます(爆)

4.行政書士や申請取次制度自体あまり知られてない
「Bengoshi」という日本語は知ってる人外国人が多いですが、「gyoseishoshi」は悲しいことにあまり外国人に知名度がないんです。もっと書士会ぐるみで営業してくれればいいんでしょうが、日本人でも行政書士って何やってるか知らない人が多いですからね。。。

という具合に、実務も難しいですが、外国人の顧客から信用を得て仕事を依頼してもらうのはもっと大変なんです。同じ労力使うんだったら人のいい日本人相手に営業したほうが絶対いいですよ!とアドバイスになってないアドバイスでした。チャンチャン。

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