【業務週報】増える外国人旅行客、減る外国人登録者


新年会で訪れた豊橋市内の某ホテルも「歡迎觀臨」してました。
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昨年は日本を訪れた外国人旅行者数が史上最高だったそうです。先日台湾に出張で行ったときも、台北行きの飛行機は春節休みで訪日する台湾人ばかりでしたし、旅行会社の方達と情報交換していても日本人のアウトバウンド(日本人の海外旅行)と比べ、インバウンド(外国人の日本国内旅行)のほうが好調らしいですからね(しかも日本人のお客さんのほうが、格安ツアーやLLCなどお金にシビアだそう)。

外国人旅行客の増加と比べ、相変わらず減少を続けているのが外国人登録者数(日本在住の外国人)。高度外国人人材のグローバル採用や技能実習生などは増加しているようですが、定住者は厳しいですよね。雇用もない、賃金も安い、残業もない、で母国に仕送りもできない、という状況では日本に働きに来る魅力もないでしょうから。

外国人観光客が増えてもその恩恵を被るのはごく一部の業界、本当は外国人労働者の受け入れを進めなければならないのでしょうけどね~。日本人も少子化で減少、外国人登録者数も減少では日本の人口はジリ貧です。ということで現政権の動向に注視していきたいと思います。

訪日外国人旅行者数:最多、昨年861万人 政府目標には届かず

独立行政法人の日本政府観光局は26日、10年の訪日外国人旅行者数が前年比26・8%増の861万1500人になったと発表した。08年の835万1000人を上回り過去最高となった。ただ、円高の進行や尖閣諸

島沖での中国漁船衝突事件の影響から欧州や中国からの観光客が想定を下回り、10年の訪日外国人数を1000万人とした政府目標は未達成に終わった。政府は観光戦略の抜本的な練り直しを行う方針。

国・地域別にみると最多が韓国の53・8%増の243万人。主要国・地域の中で最大の伸び率となった。2位が中国で40・5%増の141万人、3位が台湾で23・8%増の126万人と、アジアが上位を独占。米国(3・9%増の72万人)や英国(1・4%増の18万人)、フランス(6・9%増の15万人)は1ケタ台の伸び率にとどまった。

政府は1人当たりの観光消費額が多い中国を観光戦略上の重点国と位置づけ、昨年7月には個人観光ビザの発給要件を緩和。しかし、9月の中国漁船衝突事件で訪日数は減少に転じた。1000万人の目標をめぐり「『頼みの綱』だった中国が伸び悩んだことが痛手」(観光庁幹部)となった。

民主党政権は政権交代直後、訪日外国人数を3000万人に増やすと宣言。16年に2000万人、19年に2500万人を目指す方針を決めた。【三沢耕平】毎日新聞 2011年1月26日 東京夕刊

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