【業務週報】金満中国人旅行客を狙え

台湾でゲットした日本観光パックツアーのパンフレット。「玩不一樣の日本」は「一味違う日本を遊ぶ」の意味か。

頼みの綱は中国人だそうです

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最近ツイッターにはまってしまい、こちらは久しぶりの更新になりましたね(汗)

さて、最近ですが、来週の木曜日から中国の東北部に出張するので、その下調べやアポ入れをする毎日です。しかし同時に中国人の商売上手さや目ざとさ、旺盛な投資意欲や消費動向に頭を下げる毎日でもあります。

例えば、今週、中国は春節(旧正月)なのですが、その休暇を利用し多くの中国人旅行客が世界中を旅行しております。海外旅行できる中国人というのはいわゆる富裕層なので(日本で海外旅行が自由化されたのは昭和38年(1963年)、そのくらいの感覚でしょう)、1000円高速に群がる今の日本人と違い、ものすごいお金使いがいいらしいんです(笑)。例えてみれば日本のバブル期の買い物ツアーみたいなものでしょうか。

そのような状況ですので、増加する中国人観光客をターゲットに様々なビジネスやビジネスチャンスが生まれております。例えば、中国の企業が日本の家電量販店を買収する、中国人が日本でホテルを買収するといった中国人による大規模な対日投資もあれば、日本の側が観光地の中国語版ガイドブックを作ったり、ホテルのフロントに中国語の通訳を置いたり、飲食店のメニューを中国語訳をつけたり、中国のクレジットカードを使えるようにすると言った具合です。

まあ、旅行業界も少子化する日本人マーケットだけをターゲットにしていては先細りする一方ですし、デフレや価格破壊の象徴である格安バスのような薄利な商品ではよほど大規模にやらないと売っても利益は出ないでしょうからね。

というわけで、中国人に売り込みたい日本人および日本法人の方、日本に投資したいという中国人および中国法人の方も、ご気軽にご相談、お問い合わせください。千客万来(爆)

米国旅行で1人54万円! リッチな中国人
2010.2.19 10:33 産経ニュース

 【上海=河崎真澄】中国人観光客千人ほどが今月13日から19日までの春節(旧正月)連休中に米国を訪れているが、滞在中に買い物などで1人当たり平均6千ドル(約54万円)も使っていることが分かった。

 新華社電が伝えたもので、ブランド品を買ったり、豪華な食事をしたりしているという。

 米国が中国人への団体旅行を解禁したのは2008年6月。今回は最大規模となった。一行は北京や上海などから米国入り。ニューヨークやワシントンなども観光し、19日に大半が帰国する予定になっている。

 オバマ大統領がチベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世と会談し、中国政府は反発を強めているが、リッチな中国人観光客にとっては「どこ吹く風」。財布のヒモは緩みっぱなしのようだ。

 中国人観光客の消費パワーは昨年、フランスでのブランド品など高級品の購入額でロシア人を抜いて首位となるなど、世界中で存在感を高めている。

中国人旅行客呼び込め 県華僑華人会らが構想

中日新聞 2010年2月10日

飛騨・美濃の観光地が連携して、昨年から国内の個人旅行が解禁された中国人旅行客を呼び込む構想が動きだした。県内に住む中国人らでつくる「県華僑華人会」などが1月末、張立国・中国駐名古屋総領事を招待し、県内6カ所の観光地を回った結果、好感触を得た。

張総領事が体験したのは、美濃加茂から白川郷を経て飛騨高山で1泊し、翌日下呂温泉、中津川、恵那を回り美濃加茂に戻る1泊2日のコース。

関係者によると、張総領事は日中の人的交流の一つとして、中部圏への中国人観光客増加に意欲を示している。中国中央テレビでの特集番組制作に向けた下見の意味合いもあり、岐阜観光への理解を深められたことを喜んだという。

背景には外務省が昨年7月から、富裕層の中国人を対象に、個人ビザ発給を始めたことがある。これまで中国人が巡るのは、東京や京都を回るルートなど2つが定番だったが、張総領事は中部圏を、第3のルートとして提案したい考えを持っているという。

岐阜側の関係者は、飛騨の町並みや温泉、美濃の和紙や陶器などの魅力を組み合わせ、1週間程度の長期滞在が楽しめる地域としてPRしたい考え。

張総領事の訪問を先導した庄暁暉・県華僑華人会長(40)は「観光客の受け入れを進めることで、在住中国人の就労支援などの可能性も広がる。われわれが架け橋となり、中国人旅行者が不便を感じない環境をつくりたい」と意気込んでいる。

(安藤恭子)

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