【業務週報】象を針に通すような中国人調理師の招聘・認定

真冬に現地面接した中国人調理師さんたちの認定書がようやく交付。あいかわらず辛抱のいる仕事です

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先日、久々に中国人の方の経営する規模の小さい中華料理店(いわゆるカテゴリー3)の中国人調理師の認定に成功しました。

外国人調理師、特に中国料理店で働く中国人調理師や点心師やエスニック料理店・カレーショップで働くネパール人調理師の場合、以前から「資格外活動違反」といいまして、偽造の書類・証明書を使って専門職に与えられる技能ビザを不正に取得来日し、実際は工場現場などの単純労働職種で不法就労するという例が後を絶たず、以前から当局よりマークされておりました、、、

さらに経済危機以降、今度は勤務先の廃業や倒産、あるいは経営の悪化による賃金の遅配、未払い、労働基準法違反などの労使間紛争が多発、トラブル防止の意味でもなるべく入国させないという方針が採られるようになり二重の意味で厳しい審査が取られるようになってしまったわけです。まあそういうトラブルを起こす店に限って悪徳な同国人が経営しており、興行ビザや外国人研修制度と同じ厳格化の構図だと思いますが。

このような背景で、現在外国人調理師を海外から招聘するのは本当に難しいのですが、中には真摯に日本で就労したい中国人調理師もいますし、真摯に中国人調理師を招聘したい中国料理店の中国人オーナーもいるわけで、そういう方たちはできるだけサポートしていきたいというのが私の考えです。やっぱ本場の調理師が作る料理のほうがうまいですからね(笑)

というわけで、真摯に外国人調理師を招聘したいという方は、ぜひお問い合わせください。ただしコンプライアンス遵守&再再再申請覚悟でお願いします(爆)

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