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【業務週報】NEXT中国人労働者を探せ

中国人労働者も無尽蔵ではないですから、来なくなったときの対策を今から取っておきましょう

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先週、中国や台湾は旧正月(春節)で多くの在日中国人が母国に一時帰国しました。一方台湾や中国から多くの旅行客が観光で訪日しました。航空会社や旅行、ホテル業界はちょっとした特需だったのではないでしょうか。中国、台湾の旅行客は節約志向の日本人と違って、大人買いしてくれますからね(笑)

一方、私のクライアントには中国人を雇用する企業が多いのですが、今現在中国人労働者の評判は良くなくなってしまったというのが実情です。在日中国人も数が増えたので、質が落ちたんでしょう。日系ブラジル人労働者も1990年の受入れ当初は優秀な労働者でしたが、受入数が増えるにつれ、労働意欲や定着率、日本語能力などの質が悪くなっていきましたしね。来日後に外国人労働者のスキルやモチベーションを上げることができないのが我が国の外国人労働力受入れの弱点なのかもしれません。

では、ネクスト中国人労働者はどこかと聞かれても、私には即答することができません、というかコロコロ言うことが変わることでしょう(笑)。今のトレンドはベトナム、インド、ミャンマーなどと言われていますが、それらの国の労働者も今は賃金格差があるので喜んで来日してくれますが、将来今の中国のようにある程度経済発展し自国の雇用状況や賃金水準が上がれば来日しなくなるからでしょう。外国人労働者って水ものなんです。

でも、中国は人口が多く職探しは今でも大変とのことですし、都市と地方の格差は相変わらずですし、日本と同じ「漢字」を使う国なので日本語も習得しやすいということで、今後も我が国の労働者供給先だと思うんですけどね~。どうなることやら。

外国人技能実習生:脱中国の動き 賃金高騰、他のアジアへ ネパールからも /群馬
外国人技能実習生の受け入れ団体「テクノリサーチ協同組合」(前橋市、林豊理事長)は、今春にもネパール人の実習生3人の受け入れを始める。経済 成長で賃金が高騰している中国からの実習生は今後、受け入れが困難になると判断した。また、県内の大手スーパー「ベイシア」(本社・前橋市)がプライベートブランドの生産拠点の一部を中国から移転させるなど、県内でも中国以外のアジア諸国に目を向ける動きが進んでいる。【庄司哲也】

ネパールからの実習生受け入れは、中国に代わる派遣先を探していた同組合と、日本への人材派遣の実績を作りたい現地の人材コンサルタント会社「ラ ラ雇用コンサルタント」(カトマンズ)の思惑が合致した。同組合はネパールが親日的な仏教国で、現地の言語ではなく英語が通じる点などを考慮。日本側の手 続きが済み次第、早ければ3月にも第1陣として3人を受け入れる予定だ。
中国では国内賃金が高騰しており、中国から実習生として来日する魅力は、この数年間でかなり薄れているのが実情になっている。中国国家統計局の昨 年5月の発表資料によると、都市部の主要企業で構成する「非私営」企業従業員の平均年収は、前年比13・5%増の3万7147元(約44万5800円)。 最も高い上海市は同13・1%増の7万1874元(約86万2500円)になっている。
同組合の林理事長は「日本というブランドが中国では通用しなくなりつつあるが、ネパールでは十分に通じる。日本の技術が現地に貢献できる余地も多い」と説明する。
一方、ベイシアは今月から、バングラデシュで生産したプライベートブランドの男性インナーシャツの販売を始めた。人件費が高騰する中国から、生産の一部をシフトさせた。
同社によると、ダッカの現地企業の縫製工場に製造を委託。現地の人件費は中国での生産に比べ6分の1程度という。同社は「人件費以外にも関税がかからないなど総合的なメリットを考えた。今後、中国が占める生産割合を現在の9割から7割程度に引き下げる」と話している。毎日新聞 2012年1月24日 地方版

殺人未遂:産んだ子供放置、容疑で中国人実習生逮捕--松山東署 /愛媛
松山東署は10日、子供を産んで放置したとして、松山市山越5、中国人実習生、姜珊珊(きょうさんさん)容疑者(21)を、殺人未遂容疑で逮捕した。女児は入院し、命に別条はないという。
容疑は5日午前7時半ごろ、同市山越5の電子部品製造会社の寮の共同トイレで女児を出産し、ナイロン袋に入れて物干し部屋に放置し殺害しようとし た、としている。同署によると、姜容疑者は「妊娠がばれると会社を辞めなければいけないと思った。殺すつもりはなかった」と供述しているという。
同署や同社によると5日正午前、管理人が寮の点検をしていたところ、動物の鳴き声の様な音が聞こえ、ナイロン袋に入った裸の女児を発見。管理人 が、体調不良で仕事を休んでいた姜容疑者に「子供を産んだか」と聞くと、「はい」と答えたという。姜容疑者は昨年4月に入国していた。【篠崎真理子、村田 拓也】毎日新聞 2012年1月11日 地方版

損賠訴訟:中国人元実習生、勤務先など提訴 妊娠で解雇、流産 /富山
妊娠を理由に勤務先を解雇され、帰国を強要されたため流産したなどとして、昨年6月まで富山市内の食品会社で技能実習生として勤務していた中国人 女性(21)=射水市=が12日、東京に本部を置く受け入れ団体と勤務先の食品会社に対して、解雇の無効と総額632万円の損害賠償を求める訴訟を富山地裁に起こした。
訴状などによると、女性は一昨年12月に来日し、食品製造工場で勤務。しかし、昨年6月に妊娠が判明したことで帰国を強要され、空港内でトラブルになった際に流産したという。女性は7月に懲戒解雇された。
日本の労働法では妊娠を理由にした解雇は禁止されており、同日、富山市内で記者会見した支援団体の外国人研修生権利ネットワーク・福井の高原一郎事務局長は「(受け入れ団体は)人権感覚がない」と主張し、女性も「実習生を人として扱ってほしい」と訴えている。
一方、受け入れ団体は「弁護士と相談しながら対応したい」とコメントしている。【青山郁子】毎日新聞 2012年1月13日 地方版

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【業務週報】胃袋に国境なし

弊事務所が調理師の招聘手続きをしている中華料理屋(オーナーは中国人の方)がオープン3周年ということでお祝いに。

このお店、中国人の調理師が作る本場の本格中華料理(これがまた凄いボリュームで味もウマイ!)を提供しており繁盛しているようで、原油の値上がりによる材料費の高騰や○ヨタショックによる忘年会キャンセルの嵐にも関わらず今年も売上が伸びたそうです。こういう顧問先や関与先の売上や経営の向上に貢献できた時ほど嬉しいことはありませんね。

一方、新聞を見ると日本人向けの焼き鳥屋さんがブラジル人向けにポルトガル語メニュー(カルダピオといいます)を置いたら売上が伸びたという記事を発見。ブラジル人の胃袋は底なしなんで(爆)外食業界や飲食店にとってはいいお客さんだと思います。やっぱウマイものは何処の料理、何料理でも理屈抜きにウマイですからね。いかに「見た目のイメージ」や「食べず嫌い」という問題をクリアして、外国人のお客さんにアピールするかではないでしょうか。

というわけでも不況といえども(不況の時ほど)事業継続のため、生き残りのために知恵を絞ってカイゼンカイゼンしていかなければならないんでしょうね。

クリスマスそしてお正月、今年も1ヶ月足らずとなりました。頑張って参りましょう。

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