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【お知らせ】台湾出張と外国人起業・経営セミナー

今週末は台湾出張。金曜日は台北の台大の辺、土曜~月曜は新北の板橋,泰山,五股の辺を車でグルグルしていると思いますので時間が有る方、是非情報交換しましょう。魚釣島には上陸しませんのでご安心を(爆)。11/9と11/12事務所は開いてますが、急ぎでないご相談、お問い合わせなどはメール(info@officeshibata.com)でいただければと思います。

また11/24(土曜日)は滋賀県の甲賀市という所で外国人の起業・経営セミナーの講師を務めさせていただきます。場所は何とブラジル料理レストラン(爆)。スペイン語通訳付きのセミナーとなりますので日本人の方も是非ご参加ください。

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【業務週報】小さく始められない外国人の起業

顧問先の630円ランチ。昨年は10キロのダイエットに成功しましたが、すでに4キロリバウンド。恐るべし中華料理パワーです(爆)

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年始の挨拶回り、そして営業も兼ねて先週今週は多くの顧問先、取引先のエスニック企業を訪問させていただきました。

日本人が独立・企業する場合、「小さくはじめて大きく育てる」のが良いとよく言われますが、外国人が日本で企業する場合、これが通用しません。というのは多くの場合、「投資経営ビザ」を取得する必要があり、多くの人の場合500万円ルールを選択するためです。

ということで、初期投資で多額の投資をするわけですから、かなりリスキーと言わざるをえません。会社を設立し、投資経営ビザを取得し、ビジネスをスタートさせたはいいが、1年後のビザ更新時は、、、という例が数多く見受けられます。外国人の方達はもともと、独立志向が強い上、特にここ数年は経済状況の悪化のためでしょうが、ビザのために会社を設立するという本末転倒なケースも多発しておりますので。

という訳で外国人社長の皆さん、まずは起業前に周到な経営計画を練りましょう。起業後は会社の経営状況をしっかり把握しましょう。把握できない場合は有能なコンサルタントに依頼しましょう(爆)

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【業務週報】ブラジル人ビジネスも変わらなきゃ


ブラジル料理もうまいんですが、高カロリーで味付けが濃いのがネック。日本人好みに「シュハスコ丼」とか「フェイジョアーダ饅頭」を開発したら受けるかも(爆)
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前回在日ブラジル人向けビジネスの危機的状況について書きました。

在日ブラジル人の場合、日本全国で30数万人の居住者のうち10万人超が愛知静岡に集中していたため、従来から浜松や豊橋ではブラジル人の経営者が同胞向けに商売を行うスモールビジネスが林立していたんですが、さらにここ数年在日ブラジル人の所得消費購買能力の高さに目をつけた日本の資本、企業の参入が相次いだため、過当競争となっていたところを今回の経済危機ですからね。

で私もいつも不思議に思ってたんですが、私のクライアントや身近なブラジル人経営者、起業家を見てると何故か彼らは同胞のブラジル人に売ることしか考えてなかったんです、今まで。それでもブラジル人の人口が多かったので同胞だけに売るビジネスモデルでもなんとなく成り立ってたんからでしょうけど。

でもこれだけブラジル人の帰国者が多くなりお客さんが減り、失業者が増え購買力が低下するとブラジル人にだけ売ってたのではもう成り立ちませんよね。日本人に売ることを考えなければ。

書籍などを読むと在日朝鮮韓国人の人たちも太平洋戦争後の困窮時、帰還事業で母国に帰るか、日本に踏みとどまるかの二者択一を迫られ、日本に残った人たちは就職差別で仕事に就くことも出来ず、生きるために仕方なく道でキムチで売ったり、ホルモン屋を始めたのが今では日本人の食卓にもすっかり定着したという歴史的な経緯もありますから、歴史は繰り返すんでしょう、平成になっても21世紀になっても。

在日ブラジル人向けビジネスも変わらなきゃというか、変わらないと生き残れない、、、

フルーツフォンデュ:ブラジル人の北畠さん、店を開店--大垣 /岐阜

大垣市内の会社で派遣社員として働いていたブラジル人の北畠ダニエルさん(30)が15日、仲間たちと同市外野のイオン大垣店2階で、果物にチョコレートをかけたデザート「フルーツフォンデュ」の店を開店する。

北畠さんはブラジルで携帯電話の販売の仕事をしていたが、妻が日系人だったこともあり、3年前に来日。派遣社員として1年間働いた後、会社設立の準備を進めてきた。07年11月には、同じ会社で働いていた日系2世の派遣社員の男性(50)と食品輸入・販売会社を設立。今回、やっと開店にこぎつけた。男性は昨年12月に派遣先の職を失ったという。

店は、ブラジルに本社を置く会社のフランチャイズ店。スペインやイギリスなどにも店を持つが、日本では第1号店。店のスタッフは日本語もブラジル語も話せる人ら8人。チーズパンとブラジル産コーヒーも販売する。北畠さんたちは「年内に3店、来年は5店を開店させたい」と張り切っている。【子林光和】

毎日新聞 2009年4月15日 地方版

手に職生かし不況乗り切る ブラジル人グループが手作り装飾品販売

2009年4月2日 中日新聞
4日、浜松駅南商店街の朝市に出店

4日の朝市で売り出す品々を持ち寄った「フシコブラジル」のメンバー=1日午後、浜松市中区で

非正規雇用の外国人が派遣切りに遭うなど苦境に立たされるなか、日系ブラジル人のグループが、自らの技術を生かした自立を目指している。手芸など手仕事の得意な男女10人が、4日から浜松市中区の砂山銀座サザンクロス商店街の朝市で、手作りの装飾品などを売るという新たな挑戦を始めることになった。「自分たちの力を引き出して、不況に立ち向かいたい」と、代表の阿波根アデライドさん(48)=中区=は話している。 (報道部・梅田歳晴)

このグループは、2カ月前に立ち上げた「フシコ ブラジル」。「フシコ」はポルトガル語で「つながる・ひろがる・心をこめる」の意味がある。

「不況で苦しい今こそ、ブラジル人同士の結束が大切」という阿波根さんの呼びかけに集まったのが、ブラジルで家具職人や刺しゅう細工などの経験があり、技術に自信のある計10人。4カ月前に派遣切りに遭った人もいるという。
写真

朝市の露店にはピアスや指輪やストールといった手芸、衣料品など手作りの約100点が並ぶ予定。阿波根さんは「私たちの技術を見てほしい」と自信をのぞかせる。

「フシコ」が目指すのは、ブラジル・サンパウロにある日系人が創設した観光名所の市場「プリサダ リベルダーディ」。日本をはじめ各国の工芸、衣類、装飾品が集まり、ダンスや楽器演奏もあって多くの人種が行き交う。阿波根さんは「小さな一歩だけど、いつかはそんな場所に」と思いをはせていた。

商店会の代表鈴木実さん(73)も「話題性があるし、珍しいものを売ってもらいたい」と期待を込める。もともと、8年前に始めた朝市は商店街の活性化が目的。現在も毎月第1、第3土曜日の午前10時から、県西部地域の生産者らが約30店舗を並べ、野菜やハチミツ、菓子など食品を中心に販売している。鈴木さんは「できるだけ長く続けて」とエールを送った。

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【業務週報】胃袋に国境なし

弊事務所が調理師の招聘手続きをしている中華料理屋(オーナーは中国人の方)がオープン3周年ということでお祝いに。

このお店、中国人の調理師が作る本場の本格中華料理(これがまた凄いボリュームで味もウマイ!)を提供しており繁盛しているようで、原油の値上がりによる材料費の高騰や○ヨタショックによる忘年会キャンセルの嵐にも関わらず今年も売上が伸びたそうです。こういう顧問先や関与先の売上や経営の向上に貢献できた時ほど嬉しいことはありませんね。

一方、新聞を見ると日本人向けの焼き鳥屋さんがブラジル人向けにポルトガル語メニュー(カルダピオといいます)を置いたら売上が伸びたという記事を発見。ブラジル人の胃袋は底なしなんで(爆)外食業界や飲食店にとってはいいお客さんだと思います。やっぱウマイものは何処の料理、何料理でも理屈抜きにウマイですからね。いかに「見た目のイメージ」や「食べず嫌い」という問題をクリアして、外国人のお客さんにアピールするかではないでしょうか。

というわけでも不況といえども(不況の時ほど)事業継続のため、生き残りのために知恵を絞ってカイゼンカイゼンしていかなければならないんでしょうね。

クリスマスそしてお正月、今年も1ヶ月足らずとなりました。頑張って参りましょう。

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