【業務週報】サラリオ・ミニモが上がりました2010

最低時給以上の給料をもらっているブラジル人向けにわざわざポルトガル語の翻訳を付ける必要はあるのでしょうかね

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先月10月は最低賃金(ポルトガル語で言うところのサラリオ・ミニモ)が見直される月。ということでここ愛知県でも見直しが行われ時給723円から12円アップし、745円となりました。

労働者側から見ると時給が上がるのは当然嬉しいことでしょうが、ただでさえ人件費が高いと言われるこの国で、しかもこの円高不況、デフレ局面で上げる必要があるのかなというのが個人的感想です。民主党が嘗て盛んに言ってた最低時給1000円なんてことになったら、製造業など海外移転できる産業はこぞって人件費の安い国に逃げ出すのではないでしょうか。

また外国人技能実習生の場合、給与=最低賃金という賃金体系となっており、最低時給が上がると彼らの給与が上がるということを毎年繰り返しているのですが、これも時給1000円時代が到来したら、技能実習生のユーザー(実習実施機関)自体が廃業か海外に移転して技能実習制度も終焉するのかなと思っております。「安くてよく働く」ということで外国人研修生・技能実習生制度は支持されてきたわけですから。

ということで最低時給と企業の海外移転の問題も注視していきたいと思います

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