【業務週報】外国人労働者のストライキ

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派遣会社の求人広告の「生活支援品(カップラーメン)プレゼント」という記事を見て、ブラジル人が「ブラジルのセスタ・バジカみたいだ」と言っていました(笑)
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今年に入り製造業の生産が減産となり解雇や首切り、人員整理が派遣社員や外国人労働者を中心として行われておりますが、それに対抗するかのように労働者側のストや団体交渉などの労働争議も活発に行われるようになっております。

外国人の場合、日本人と比べ自己の権利の主張が非常に強いので(和をもって尊しとするというのは日本人のような農耕民族特有の考え方なんでしょうね)、今後もこういう外国人労働者による労働争議や雇用トラブルは増加するんではないでしょうか。

しかし21世紀の日本で外国人労働者がストライキをするとは、大杉栄も小林多喜二も想定していなかったでしょう。本当にエライ時代です。。。

雇用継続求めスト 桑名の外国人従業員60人

9月24日11時9分配信 中日新聞

【三重県】自動車部品製造の光精工(本社桑名市)で働く外国人従業員約60人が23日朝、直接雇用の継続などを求めてストライキに入った。24日午前8時まで続ける。

同社工場では、ブラジル人など約320人の外国人従業員が請負社員として働いていたが今年3月、三重労働局が偽装請負状態だとして是正を指導。4月から半年間の直接雇用契約に切り替えた。

9月に入り、同社は直接雇用を更新する88人以外に10月15日付で契約終了を通告。派遣会社への登録を求めた。このためユニオンみえ(三重一般労働組合)に所属する73人が「合理的な理由のない契約解除はできない」などと通告の撤回を求めている。

組合員の中には14年間、同社で働いている人もおりユニオンみえは19日、県労働委員会にあっせんを申請。この日は工場駐車場などでアピールした。同社は「直接雇用継続者には組合員も18人おり、能力などで選んだ。生産変動が大きく、派遣社員は必要」と話し、あっせんを受けるとしている。

夫婦で働くオオナリ・アレサンドロさん(33)は「派遣に戻ると生活が大変。組合員以外も同じ気持ち」と訴えていた。 (境田未緒)

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