【業務週報】実は日本語能力はそれほど重要ではない

招聘中国小时工

カタカナの「アルバイト」のところだけ見て問い合わせてくるブラジル人やペルー人多し。漢字も勉強しないと(笑)!

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今年から年2回実施となった日本留学への第一関門である日本語能力試験の7月試験の申込が先日締め切られました。去年より日本への外国人留学生を倍以上に増加させる「留学生30万人計画」が始まりましたし、国内でも経済危機で失業した定住外国人を対象に日本語研修(就労準備研修)も始まりましたし、将来的にはビザの要件に日本語能力を課すという話も聞きますので、しばらく日本語学校や大学などの日本語教育機関、日本語教育業界はバブルが続くのではないでしょうか。今まで以上の予算、補助や助成が投下されるでしょうし。

でも、先日知り合いの外国人派遣会社の担当者(リクルーター)と話していて、意見が一致したのが「実は日本語能力はそれほど重要ではない」ということ。

外国人留学生や高度外国人人材、外国人介護士などの専門知識、専門職や接客業などの業種に日本語のコミュニケーション能力がが必要なのは言うまでもありませんが、単純労働の外国人に限って言うと、日本語能力のある外国人のほうが転職率が激しく、「口ばっかりで仕事ができない」とか「何か裏がある」というタイプが多いんです。逆に日本語が全くできない外国人やカタコトの外国人のほうが定着率もよく、寡黙で働き者という傾向がありますね。まあ日本語能力がないから転職しずらいという事情もあるかもしれませんが(苦笑)。

やっぱ能力よりまず人柄なんでしょう、外国人も。日本語能力ブームに水を差してすみません(爆)

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