【業務週報】在日ブラジル人の失業率50%

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ポルトガル語のフリーペーパーを見ていると「在日ブラジル人の失業率50%」との見出しが。ということは単純計算で現在32万人いる在日ブラジル人のうち16万人くらいが失業しているわけです(実際には子供がいるので10万人超くらいでしょうか)。

で失業した16万人のブラジル人の人たちがすんなり母国に帰れればいいんですが、実際には航空券が高くて買えない、空きがない(セントレアのブラジル行き便は帰国ラッシュでパンク中)、定住化で腰が重くなった、様子見、雇用保険受給待ち、給付金待ち(笑)、などなどの理由でなかなか帰れなかったり、帰らないという現実があります。実際に帰るのはせいぜい数万人ではないでしょうか?

で日本に踏みとどまっての再就職のほうも今年一杯製造業の求人復活はないでしょうから、サービス業、介護、農業林業などの日本語能力、日本人とのコミュニケーション能力、ホスピタリティーが求められる分野に職を求めていかなければいけないと思いますし、仕事を得るために日本語習得や職業教育への関心や意欲も増すんじゃないかと思います。

ということを考えるとこの100年に1度の未曾有の経済危機も在日ブラジル人そしてブラジル人コミュニティーにとってみれば質的に向上するチャンス、生活能力を上げるチャンス、日本社会と統合するチャンスなんですから、まあ頑張ってほしいものです。

と無理やり思考をポジティブにして2月危機に臨まなくては(爆)

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