永住ビザ」タグアーカイブ

【業務週報】在留カードで今後も末長いお付き合いを

東京品川の桜。東京は寒かった!

————-

先週末は東京出張を利用してとある行政書士のグループの任意研修会に参加させていただきました(名刺交換してくださった先生方ありがとうございました)。

研修会のお題は今一番ホットな話題の「新たな在留管理」で在留カードや高度外国人人材ポイント制が話題となりました。

東京の場合、外資系企業の欧米系駐在員や留学生上がりの高度外国人人材が多く、5年ビザやみなし再入国の導入、証印の廃止による入管申請数の減少は申請取次行政書士にとって死活問題になるのかも知れません。

幸い、愛知県、特に私の事務所がある豊橋は定住者のブラジル人や技能実習生が多い一方高度外国人人材が少なく(爆)、さらに私のビザのクライアントはさまざまな問題から1年ビザに甘んじている外国人の方々が多いので、ビザの更新の仕事も東京ほど減らないだろうと楽観視してますが。

一方、減るビザの仕事を何でカバーしていくかといえば、とりあえず在留カードの申請取次・届出しかないと思います。

例えば、今までは永住ビザを取ってしまったお客さんとは、再入国許可と帰化くらいしか仕事上でのつながりが無くなってしまいましたが、これからは在留カードの申請や更新、住居地(住所)の(変更)届出、結婚離婚の氏の変更届出など、仕事上でつながりが続いていくわけで、これはこれでいいことだと思います。

というわけで、今まで永住ビザをオフィスシバタで取得された外国人の皆さん、7月9日からは是非在留カードの申請、届出手続もオフィスシバタにおまかせください(爆)

OFFICE SHIBATAにメールする

□ブラジル・ポルトガル語翻訳のOFFICE SHIBATA
□愛知・静岡の帰化手続のOFFICE SHIBATA
□Twitterは毎日ツイート
□Facebookページはこちらから

TOPへ戻る

【業務週報】11ヶ月かかった永住許可申請

去年は例の社会保険証提示問題があり永住許可申請(俗称永住ビザ、永住権)の依頼が多く、3月までに100件近くの永住許可申請をしたんですが、ようやく全て完了しました。というのは一人だけ異常に入管から追加書類を要求され、結局許可が出るまでに11ヶ月もかかったケースがあったんですよね。

永住ビザの申請は法務大臣許可だけあって、ビザの更新時には要求されない書類が要求されることがよくありますし、審査も更新のときより厳しいです。認定時や更新時の虚偽の申請が永住申請のときにバレ、ビザが取消になったという話も聞いたことがあります。

また、審査期間も入管のHPでは「6ヶ月程度」とありますが、それより長くかかるケースが多く、時間的にも余裕をもって申請しないと、ビザの期限に間に合わないという事態がよくあります。

ということで、永住ビザを取得希望のみなさんは時間的にも条件的にも余裕をもって申請されることをオススメします!

白鵬が永住許可を申請「いろんな面で便利」
2010.12.21 11:44 SANSPO.COM

大相撲の横綱白鵬は21日、日本への永住許可を8月に申請していたことを明らかにした。
永住者の在留資格を取得すれば、在留期限の延長手続きが不要になるなど「いろんな面で便利」と意図を説明した。
白鵬は将来的には、親方になるために必要な日本国籍を取得する考えを既に示している。ただ、この日は国籍については「先の話じゃないかな。前から言ってますが、角界に恩返ししたい気持ちがある。それがどういうふうにいくか分かりません」と話すにとどめた。

□ブラジル・ポルトガル語翻訳のOFFICE SHIBATA
□愛知・静岡の帰化手続のOFFICE SHIBATA
□Twitterは毎日ツイート

OFFICE SHIBATAにメールする

TOPへ戻る

【業務週報】4人に1人は中国人、4人に1人は永住者

日本の外国人コミュニティーはある規模が大きくなればなるほど質が悪化しますが、在日中国人コミュニティーもその例を踏襲しているようですね、、、

—————-

とあるセミナー講師のお仕事のレジュメを作るために、法務省の在留外国人統計をにらめっこする毎日なのですが、いろいろサプライズがあります。

まず在日外国人の総数が220万人に増えている!私が行政書士事務所を開業したころは確か130万人くらいだったので7年ほどで90万も日本に住む外国人が増えたことになります。すごい増加率です。仕事が忙しいはずです(笑)

次に、中国人登録者数が68万人に増えている!私が外国人向けビジネスに携わるようになった1998年は確か外国人登録者数の1位が在日韓国・朝鮮人で、2位が日系人の多いブラジル人と中国人(含む台湾人)が競りあっていたと思うんですが、いつの間にか中国人がぶっちぎっていましたね。景気の雇用調整弁として利用される定住ビザがほとんどのブラジル国籍者と留学や技能実習、就労、配偶者ビザなどいろいろなビザが取得可能な中国国籍者との差なんでしょう(汗)ビザの手続は中国人が一番厳しいのですが、この増加率としぶとさは賞賛に価しますね

最後は永住ビザ保持者が53万人もいる(特別永住者を除いて)!私が行政書士事務所を開業したころはちょうどブラジル人の日本への定住志向が強まっていた頃で、ちょうど永住ビザ取得ブームだったんですが、これもこれからは中国人にシフトしていくんでしょうね~。

ということで、永住ビザを取得希望の方はなるべく早くご相談ください、多分数年後に要件が厳しくなりますよ(爆)

□ブラジル・ポルトガル語翻訳のOFFICE SHIBATA
□愛知・静岡の帰化手続のOFFICE SHIBATA
□Twitterはスタッフみんなで書いてます

OFFICE SHIBATAにメールする

TOPへ戻る

【業務週報】一般永住と簡易永住

日本に住む外国人が持つビザ(在留資格)で在留期限がなくもっとも安定しているのがいわゆる「永住ビザ」です(アメリカの永住権・グリーンカードとは全然取得の難易度が違います)。

永住ビザを取得する場合、大きく分けて「一般永住」と「簡易永住」の二つの方法があり、細かな違いはありますが、一般永住は10年間日本に継続的に在留しないといけないのに比べ、簡易永住は1年~5年の在留で申請できるのが大きな違いと申しますか、優遇されている点だと思います。

また簡易永住はいわゆる配偶者ビザや日系など日本人と何らかの繋がりのある身分系のビザからのみ申請が許されている点も大きな特徴です。例えば同じ中国人でも、日本人と結婚して日本に来た人は来日から3年で永住ビザが申請できるのに、仕事や留学で日本に来ている中国人は来日から10年間経たないと永住ビザが申請できないんです(しかも本人が出すと納税や素行の要件を満たしてないので不許可も多い)。

そんな永住ビザの申請や取得に日々関わってて思うんですけど、同じ永住ビザでも簡易永住で永住とった人と一般永住で永住とった人では能力に大分違いがあるんです。

簡易永住の人たちは日本での滞在期間が短い上、配偶者ビザの人たちは日本人の配偶者に、定住ビザの人たちは雇用企業を頼って生活している人が多く、日本での生活能力のなさ、低さを感じさせられます。「まだまだ外人だな」という人が多いんです。

一方一般永住の人たちは10年間、日本社会で揉まれサバイバルしてきているので、生活能力に長けている人が多く、日本語能力も高く、電話で話しててもほとんど日本人と同じ感覚です。考え方も日本人化していることが多く、無茶、わがままを言う人もそれほど多くなく、話してても気分がいい人が多いです(とんでもない人もたまにいますが)。「すごい!」という感じなんです。

こういうことを考えるとやはり外国人が経済的に独立し、日本社会に溶け込むには一般的に10年くらいかかるんでしょうね。自民党から永住ビザ取得の緩和案が出てますが、許可のハードルを下げると永住者のレベルが低くなり、またいろいろ問題が発生するような気がしますがいかがでしょうか??

移民1000万人受け入れを 自民議連提言
2008.6.12 19:48 産経ニュース

自民党有志の「外国人材交流推進議員連盟」(会長・中川秀直元幹事長)は12日の総会で、人口減少問題を解決するため、50年間で「総人口の10%程度」(約1000万人)の移民受け入れを目指すことなどを盛り込んだ提言をまとめた。自民党は13日、国家戦略本部に「日本型移民国家への道プロジェクトチーム」(木村義雄座長)を設置し、提言をたたき台に党内論議をスタートさせる。

提言は、50年後の日本の人口が9000万人を下回るとの推計を挙げ「危機を救う治療法は海外からの移民以外にない。移民の受け入れで日本の活性化を図る移民立国への転換が必要だ」と断じ、人口の10%を移民が占める移民国家への転換を求めている。

具体的な政策としては、法務省、厚生労働省などに分かれている外国人政策を一元化するため「移民庁」設置と専任大臣の任命▽基本方針を定めた「移民基本法」や人種差別撤廃条約に基づく「民族差別禁止法」の制定▽外国人看護師・介護福祉士30万人育成プラン▽永住外国人の法的地位を安定させるため永住許可要件の大幅な緩和-などを盛り込んだ。

OFFICE SHIBATAのHPに戻る

OFFICE SHIBATAにメールする

TOPへ戻る