【業務週報】就労ビザはヤヤコシイ

普段はブラジル人、中国人のお客さんがほとんどですが、この時期だけ高度外国人人材が押し寄せます(爆)

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来春大学、専門学校を卒業する外国人留学生や来年4月から日本で働く海外現地法人スタッフのビザ変更、認定申請手続の相談、依頼がピークを迎えており、毎週のようにヤヤコシイ相談、相談でいささかヘロヘロ気味です。

毎年継続的に留学生を採用している企業、「海外事業部門」などがあるグローバルな企業さんでしたら、入管への信用もあるのでいいのですが、初めて外国人留学生を採用する企業や海外事業部門がない中小企業の申請ですと、たちどころに入管の審査や要求する書類が増やされるのでまあ疲れます。

俗に就労ビザとよばれるものには技術ビザ、人文国際ビザ、企業内転勤ビザなどがありますが、特にヤヤコシイのが人文国際ビザ。原則文系の大卒者で通訳や貿易業務、経営管理者、デザイナーなどの専門職に与えられるビザですが、レジ打ちや飲食店のホール接客係は以てのほか、転職で違う職種の事務系の仕事についても「資格外活動違反」となる場合がありますので、外国人雇用に慣れていない企業は注意して欲しいと思います。

ご不明な点がありましたらご気軽にお問い合わせを!

入管法違反:ビザなしでCM出演 資格外活動容疑、フランス人男逮捕

警視庁保安課は22日、フランス国籍で東京都中央区日本橋横山町、タレント、ヤン・クレアリー容疑者(29)を入管法違反(資格外活動)容疑で逮捕した。クレアリー容疑者は「toto」(サッカーくじ)や自動車メーカーのテレビCMに出演し、英語講師や牧師もしていたが、いずれも取得したビザでは認められない活動だったとみられる。

逮捕容疑は09年7月~今年11月、通訳などに与えられる「人文知識・国際業務」の在留資格だったのに、千葉県内の結婚式場などで派遣牧師として働いたとしている。クレアリー容疑者は「問題ないと思っていた」と容疑を否認している。

保安課によると、クレアリー容疑者はイタリア国籍の会社役員、ルカ・マイエーロ容疑者(42)=同法違反ほう助容疑で逮捕=が設立した架空の通訳派遣会社に入社したように装い、在留資格を取得。この会社には「社員」として計15カ国74人の外国人がおり、いずれもビザを不正取得したとみられる。マイエーロ容疑者は手数料として入社時に10万円、更新料として毎月8000円を得ていたという。【伊澤拓也】

毎日新聞 2011年11月23日 東京朝刊

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