【業務週報】入管クレーマーと行政書士の質

先日、名古屋入管の幹部職員さんと申請取次行政書士の懇話会に参加させていただきました。

入管の職員さんが繰り返し訴えていたのが「入管は職員が足りてない、特に名古屋入管は足りてない」ということ。

入管に通う行政書士なら知っていると思いますが、入管は役所の中でも特に混雑するところです。審査も他の許認可と違って、海外へ照会を要する案件や怪しい案件が多いので時間もかかります。

そういう事情を知ってる行政書士は急かしたり、ムチャを言ったりしないですよね。。。

あと、先輩の行政書士さんたちといろいろ情報交換したのですが、最近、新人の行政書士で国際業務に参入する人が多いそうなんですが、不景気にも関わらず行政書士も数が増えてしまったせいか、残念な人が多いそうです。開業して間もないのに「実務経験豊富」とネットで大々的に宣伝する人とか、同業者のHPを無断でコピペしたり、他人のノウハウを平気で売る行政書士とか、、、

というわけで、今回は個人情報保護の観点から抽象的な表現が多いですが(爆)、みなさんコンプライアンスとビジネスマナーを守って商売しましょう!有資格者の人も景気がよくなるまで開業するのは待ちましょう!

入管職員らを脅迫した疑いで4人逮捕
(福岡県)
福岡入国管理局の職員やその家族に実弾入りの脅迫文を送るなどした疑いで人材派遣会社の社長など4人が逮捕されました。逮捕されたのは北九州市の人材派遣会社「オフィスドリーム」の実質的経営者・○○○容疑者(63)ら4人です。4人は今年6月下旬から2か月の間に福岡入国管理局の男性職員3人や、その家族あてに脅迫文を送ったり脅迫電話をした疑いです。警察の調べによりますと、脅迫文には「外国人の在留資格を認めないと危害が及ぶ」などと書かれ、実弾が入ったものもありました。○容疑者らは海外の外国人をスナックなどの飲食店にあっせんしていて、警察は受け入れる外国人の在留資格を認めさせようと脅迫したとみて調べています。11/14 15:55 福岡放送

出入国審査 大幅遅れ 松山市長、入管に抗議 利用1.8倍でも係官3人
松山空港で今月3日、出入国審査が遅れて台湾などからの観光客が長時間待たされる問題があり、野志克仁・松山市長は8日の定例記者会見で、「県や 市が連携して観光に一生懸命になっているのに、これではお客様が来てくれない」と憤り、高松入国管理局に抗議したことを明らかにした。
同入管や市によると、3日は台北、マカオの両チャーター便の離着陸が約3時間内に集中。計733人の出入国審査が予定されていたが、審査官は通常 の国際線定期便(1日最大2往復便、計100~400人)の時と同じ3人体制だった。このため、審査場が混雑し、審査は最大2時間、台湾への出発便は約1 時間半の遅れが生じた。
当日は、市職員らが空港で「熱烈歓迎」などと書かれた横断幕を持って待機。しかし、長時間待たされた乗客は「日本には二度と来ない」と憤り、贈呈用のタオルなどを受け取らない客もいたという。
3~6日に台湾を訪問していた野志市長は、翌日に現地から志々岐剛・同入管局長に電話で抗議し、志々岐局長は「3人という体制は不備だった」と謝罪したという。
(2011年11月9日 読売新聞)

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