【業務週報】2011年の外国人雇用を予想してみる


複合機買い換え。技能実習生の大量の書類を作るとコピー機がいくらあっても足りません(涙)
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年が開けて1週間。ようやく正月ボケから回復したところで、今年の外国人雇用のトレンドを予想してみると、、、

・国内の自動車販売は今年も厳しい。ということは自動車の生産も下がる

・製造業の海外への生産拠点の移転が加速する。国内の製造業の空洞化が一層進む

こういう事情を考えると、グローバル戦略以外の新卒の外国人留学生の就活や製造業に従事する外国人は今年も苦境が続きそうですね。。。

一方

・不況で企業は人件費を抑えようとする

・高齢化や少子化がいっそう進み、農業漁業や看護介護の現場での外国人雇用が進む

こういうことを考えると、技能実習生や外国人看護師介護士ヘルパーなどへの需要はますます高まるんじゃないかなという気がします。

その他にも中国人個人旅行客への数次ビザ発給や、医療ビザの新設、投資経営ビザの要件緩和などもあるそうですから、今年もいろいろ実務上の変化があると思います。ということで、本年も外国人雇用のトレンドを情報発信・提供していきたいと思います。

外国人登録者数:県内、中国人トップに 景気悪化、ブラジル人2位転落 /岐阜

県内在住の外国人のうち、統計を取り始めた04年からずっと最多だったブラジル人が中国人に抜かれ、初めて2位に転落したことが、県がまとめた外国人登録者数の集計(昨年11月現在)で分かった。ピーク時(08年11月)の7割にまで落ち込んでおり、08年秋のリーマン・ショック以降の雇用情勢の悪化が影響したとみられる。

県の集計によると、県内のブラジル人は1万4801人で、中国人の1万5479人を下回った。ピーク時の08年11月時点ではブラジル人は2万351人。中国人も同月の1万7730人から減少しているが、ブラジル人の減少幅が上回った。その他の国籍もほとんどが減少しており、外国人全体でも昨年11月現在で4万8585人と、2年前から16%減少した。

県国際課は「雇用情勢の悪化で帰国したり、職を求めて他県へ引っ越すブラジル人が多かった。一方で中国人は実習生が多く、影響が少なかったのでは」と分析する。

ただ、人口のうち外国人の割合が9・2%(昨年8月時点)に及んでいる美濃加茂市などの自治体では、外国人の減少が及ぼす影響は少なくない。同課は「若年層に限るとさらに外国人の割合が高く、地域の活力が失われてしまう可能性がある」と懸念。「今も県内に残っている外国人は定住志向が強い。彼らとの共生をどう進めていくかが重要だ」としている。【岡大介】毎日新聞 2011年1月7日 地方版

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