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【業務週報】台湾ラーメンえとせとら

愛知県人は一体一年に何十杯台湾ラーメンを消費するんだろう?
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愛知県の中華料理で「台湾ラーメン」という食べ物があります。

もともとは名古屋の中華料理屋さんが台湾の屋台料理の「担仔麺」をアレンジして作り出した料理で、私が初めて食べたのが1995年位と記憶しています。ピリ辛の挽肉がノッてて癖になるんですね。

愛知県で定住の中国人が増え、中国人が経営する中華料理屋が多くなると、彼らは皆こぞって「台湾料理」の看板を掲げ「台湾ラーメン」をメニューに掲げました。私の取引先の中華料理のお店に聞いても醤油ラーメンより台湾ラーメンのほうが注文が多いほどの人気メニューだそう。

先日、台湾人の知人が来日た時に台湾ラーメンを食べさせたら「こんな担仔麺に200元(日本円で約600円)も払うなんてアホか」と罵倒されました(笑)

台湾ラーメンが担仔麺とかけ離れてしまってことは事実ですが(担仔麺は台湾ラーメンみたいに辛くないんで)、この位「現地化」させ、現地の人たちに支持される味にしないと商売として成り立たないということで台湾ラーメンはアリだと思います。台湾で食べる日本料理でも日本にない日本料理はいっぱいありますし。

商売って難しい~というお話でした。

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【業務週報】シュハスカリアでパレストラ

神戸の中華街。尖閣問題にも関わらずものすごい行列でした

セミナー会場はなんとシュハスカリア(笑)。三連休の中日にも関わらず多くの外国人や支援者の日本人の方々にご参加いただけました。

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先週末、滋賀県で外国人起業経営セミナーの講師をつとめさせていただきました。

甲賀市、湖南市は工場が多いため、日系ブラジル人が集住して住んでいるのですが、リーマンショック以降他の集住都市と同じく減少傾向。そのためブラジル料理のレストランやブラジルショップも苦境に立たされており、どうすれば日本人を顧客として取り込めるかという内容で二時間あまり話させていただきました。

セミナー中も話しましたが、日本人のお客さんって超厳しくて、一度粗相があれば二度と来店してくれないですし、値段や味だけではなく、カロリーや食品の成分にまで目を配らせてますから、実を言うとあまりいいお客さんではないのかも知れませんが(爆)、ブラジル人人口が減っている今、日本人を顧客に取り込めなければ生き残って行けませんのでカイゼンして頑張って欲しいと思います。ブラジルショップもブラジルの国旗を上げておけば勝手にお客さんが来てくれた時代は終わりましたから。

ということで参加者&主催者の皆さんお疲れ様、セミナー講師の仕事もありましたら是非ご依頼いただければと思います。

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【業務週報】親切そうな同国人にご注意を

このクリーム、台湾人が日本に団体の観光旅行に来ると必ず添乗員に売りつけられる品物。でも評判よくてリピーター続出(爆)。よく分からん。

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先日、興味深いルポがテレビで放送されていたので拝見。

格安の団体旅行で来る中国人旅行客を「免税店」へ連れていきボッタクる催眠商法が今問題になっているようなんですが、その実行犯役?を果たしているのが日本語の達者な無資格通訳ガイドの中国人。恐らく元留学生で、志を抱いて来日した中国人が犯罪の片棒担ぎに成り果て、同国人を喰い物にしているというのは悲劇ですね。

また、先日知り合いの通訳さんに聞いた話ですが、ブラジル人がこれまた同国人のブローカーにビザの更新を依頼したところ、そのブローカーお金だけ受け取って雲隠れしたそう。その他、ネットワークビジネスや名義貸し、偽装結婚、偽装就職、出資詐欺、外国人が社長の会社の労使間トラブル、果ては外国人相手の闇金などの話もよく聞きます。

職業柄、外国人からトラブルの相談も受けますが、日本人とのトラブルより同国人同士のトラブルのほうが多い印象。悲しいことですが、異国では親切そうな同国人より、不親切そうな現地の人を信用したほうがいいということかもしれません。外国人の皆さん、不景気な今の日本にうまい話はありません、気をつけてください。

■『追跡!真相ファイル』中国人観光客 格安日本ツアーのカラクリ
2012年8月21日(火)22:55~23:23(NHK 総合テレビ)

景気回復の起爆剤として期待が集まる外国からの旅行客。国も「観光立国」の旗をかかげ、外国人旅行者を増やそうと、キャンペーンを展開している。
しかし、格安ツアーに参加した一部の中国人観光客からは観光庁に「半ば強制的にショッピングに連れて行かれた」などの苦情が多く寄せられている。「日本でだまされた、もう行きたくない」という声も上がり、このままではリピーターが減ってしまう、との懸念が高まっている。
一体何が起きているのか。中国からやってくる格安日本ツアーの実態を追う。

技能実習生がホステス、中国人逮捕 容疑で福井県警など、経営者も

福井新聞ONLINE 8月9日(木)8時31分配信
技能実習生がホステス、中国人逮捕 容疑で福井県警など、経営者も

技能実習の目的で入国したのにホステスとして働いていたとして、福井県警鯖江署と大野署、県警生活環境課の合同捜査本部は8日までに、入管難民法違反(資格外活動)の疑いで、ともに中国国籍の鯖江市柳町2丁目、工員崔丹丹(22)と封喜●(●は「一」の下に「丹」の横棒を抜いた字を二つ並べた漢字)(25)の2容疑者を逮捕した。2人が働いていた大野市高砂町のスナック「ウォアイニー」を経営する同国籍の大野市本町、■(■は「子」の右に「小」)靖宇容疑者(46)も風営法違反(無許可営業)の疑いで逮捕した。

鯖江署によると、崔、封両容疑者は容疑を否認しているという。

崔、封両容疑者の逮捕容疑はそれぞれ7日と4月28日、資格外活動の許可を得ないで、同店でホステスとして働いていた疑い。

■容疑者の逮捕容疑は7日午後10時半ごろ、県公安委員会の許可を受けずに同店を営業し、従業員に接客させていた疑い。

鯖江署によると、崔、封両容疑者は技能実習の在留資格で入国し、鯖江市内の企業で働いていた。捜査本部は両容疑者が同店で働き始めた経緯とともに、当初からホステスとして働く目的で入国した可能性もあるとみて調べる。■容疑者は複数のスナックを経営しており、他の店でも、技能実習目的で入国した別の外国人がホステスとして働いていた可能性もあるとみている。

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【業務週報】外国人の起業と無許可営業

不況で淘汰されてきましたが、まだまだ無許可営業が目立つ外国人向けビジネス、値段よりライセンスナンバーに注目しましょう、外国人の皆さん

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連休中にとんでもないバス事故が起こってしまいました。しかも居眠り運転をし事故を起こした運転手は帰化した元中国人、やはり危険で長時間労働、それでいて賃金は安い運転手のような3Kの職種には外国人労働者が集中してしまうのでしょうか。

この事件で興味深いと思ったのは、運転手が名義貸しを受け白バス会社をもぐりで経営していたこと。

仕事柄、外国籍の方から起業や独立の相談をよく受けますが、ネックとなるのは資金面と許認可の問題。日本人が起業するより金銭的に厳しく、公的機関からの融資も受けにくいですし、起業が割りと簡単な外国と違い日本では飲食業、旅行業、中古車販売、リサイクル業、人材派遣業、人材紹介業など多くの業種で営業許可が必要になりますから。こういうことを知らない、決まりごとを守ろうとしない不埒な外国人起業家は違法な「もぐり営業」に走っちゃうんですよね。無許可のもぐり営業ではビジネスを大きくすることはできないんですが。

しかし、デフレと不景気で格安な商品やサービスが席捲する今の日本、今回の事故が教訓となり、「粗悪な格安」商品、サービスが駆逐されることを祈ります。また法令を遵守し、安全や環境、信用にコストをかけている企業が損をしないよう、管轄の官庁には厳格な監督を望みます。それでなくても「ジャパンリスク」で日本の信頼性は揺らいでいるのですから。

大型バス4台購入、中国人向けツアーも手配 「独立」狙っていた河野容疑者
2012.5.6 09:03 msn産経ニュース

群馬県藤岡市の関越自動車道で7人が死亡した高速ツアーバス事故で、運転手の河野化山(こうのかざん)容疑者(43)=自動車運転過失致死傷容疑 で逮捕=は、バス会社「陸援隊」(千葉県印西市)で日雇いの運転手をしながら、同社の名義を借り自前の大型バスで中国人向けのバスツアーを手配していた。 二足のわらじで、独立の機会をうかがっていたという。
同社の関係者や代理人弁護士などによると、平成6年に中国から帰化した河野容疑者 は、長距離トラック運転手を経て自動車関係の会社に就職。昨年4月までに自分のバス会社を立ち上げようと、大型バスなど4台をローンで購入し、別の会社から事業を譲り受ける計画を進めていた。
しかし、人間関係のトラブルで計画は頓挫。陸援隊の針生裕美秀社長を頼り、昨年7月から、道路運送法で禁じられた「日雇い」運転手として同社のバスを月1回ほど運転していた。
バス会社設立には道路運送法などに関する筆記試験合格が条件となるが、河野容疑者は日本語が未熟なため、同社の名義を借りた運行を続けていたとみられる。「ゆくゆくは(河野容疑者に)事業を引き継ぐつもり」。陸援隊の針生社長は周囲へこう漏らしていたという。

関越バス事故河野容疑者 自らもバス4台所有

2012年5月8日 朝刊 東京新聞

群馬県の関越自動車道で乗客四十五人が死傷したツアーバス事故で、運転手の河野化山(かざん)容疑者(43)=自動車運転過失致死傷容疑で逮捕=は、バス会社の従業員として働く一方、自らバスを所有し「河野交通」の屋号で中国人観光客ツアーの個人営業を続けていた。県警は無許可でのバス営業についても実態解明を進める方針だ。

バス会社「陸援隊」(千葉県印西市)の針生裕美秀(はりうゆみひで)社長(55)によると、河野容疑者が所有するバスは大型二台など計四台。個人営業のツアー料金は陸援隊の指示に従って金額を決め、ツアー客から受け取っていた。陸援隊との雇用形態は実質「日雇い」で、日当一万円を受け取ることになっていた。東日本大震災の影響を受け、昨年十一月ごろまで、ほとんど仕事がなかったという河野容疑者。陸援隊の代理人弁護士によると、今年に入り月平均百時間ほどバスを運転していたが「半分以上は個人営業と思われる」という。河野容疑者の兄弟二人も陸援隊で働いていた。

群馬県警によると、河野容疑者は一九九三年に来日。供述によると「中国残留孤児の子弟」という。二〇〇〇年に大型免許を取得。逮捕時点でトラックの運転は七年、バスは二年の経験があった。河野容疑者の暮らしぶりを知る人は千葉市の自宅周辺でも少ない。近隣住民によると、同容疑者は約五年前、中国人の妻、子ども二人と引っ越してきて、三階建ての自宅一階で中華料理店を開いた。店は開店から約二年間は妻と従業員が切り盛りしていたが、近所の男性は「三年ほど前から店は他の中国人に貸していた」と話した。 (中山岳)

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【業務週報】新型インフルエンザとエスニック料理店

エキスポビジネス2009

メキシコ料理
先日名古屋で行われた南米ブラジル人のイベントに参加、その後打ち上げでメキシコ人シェフが作るメキシコ料理のお店に行って豚を食いまくりましたが、別に身体に異状ありませんでした。

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新型インフルエンザが遂に日本に上陸しましたね。外国人向けビジネス的に見てこういう時に怖いのが「風評被害」。実際メキシコ料理店の客足が途絶えたり、海外旅行のキャンセルが続出したり、メキシコ系の航空会社の航空券がパッタリと売れなくなったりという営業被害が出ているようです。そういえば狂牛病の時に韓国焼肉のお店が、毒餃子のときに中華料理店がバタバタ閉店したりしたのを思い出しました。

新型インフルエンザは確かに怖いでしょうが、日本製の高性能マスクで防げるはずです。あまり過敏な反応をするのはいかがかな~と思いますね。

途絶えた客足、在日メキシコ人店主「関係ないのに…」

2009年5月1日4時59分 asahi.com

豚インフルエンザは、日本国内で商いをするメキシコ人にも影を落としている。店の客足が遠のいたり、商品を心配されたり。「関係ないのに……」。ちょっと過剰な反応に、メキシコ人店主たちは心を痛める。

横浜市中区の繁華街にあるメキシコ料理店「ロス・アミーゴス」。静かな店内でマリア・サイマさん(46)が1人、客を待っていた。

この夜の来客は2人。30人が入る店内は先週まで、予約なしでは座れないこともあった。それが豚インフルエンザ問題の発覚後、客足がぱったりと途絶えた。仕方なく、アルバイトも休ませている。

「豚インフルエンザとは何の関係もないのに……」

マリアさんは日本人男性と結婚し、89年に来日。料理などを通して20年間、日本にメキシコの文化を紹介してきた。今回の騒ぎを「ただごとではない」と感じたのは、店の前を通った女性が「メキシコ料理だ。怖い怖い」と言って避けていったときだ。

日本に住むメキシコ人の友人からも同じような相談の電話が来ているという。「本当に悲しかった。日本人はもう少し冷静に考えてほしい」と残念がる。

メキシコの家族は、メキシコ市から車で1時間余りのトルーカ市にいる。電話では「人込みは避けているが、特に心配していない」と元気そうだった。むしろ日本の騒ぎを聞いて驚いていたという。

不安に思うのは、豚インフルエンザの騒ぎが、市民レベルの交流に水を差すことだ。実際、準備に参加していた両国交流400周年の記念イベントが各地で中止になったり縮小したりしている。

「今日は今日、明日は明日がメキシコ人の前向きな考え方。それでも今回の影響を乗り越えるのは簡単ではないと思う」とマリアさんは話す。

東京都目黒区のノエル・エドガル・ガルシアさん(32)はメキシコ産のコーヒー豆を輸入し、日本で売っている。07年に来日し、今年になってやっと顧客がついた。

メキシコ市に住む両親は「外出は減ったが、普通の生活をしている。パニックもない」という。むしろ、日本の顧客からは「問題ない?」と尋ねられる。「コーヒー豆は全く関係がない」と説明している。「騒ぎが続くとメキシコ産はすべて危険と思われるかもしれない。消費者が過剰反応をしないか心配です」

反対に、心が温まることもあった。「家族は大丈夫?」。日本人からよく声をかけられるようになった。「一緒に心配してくれる日本人がいる。今はそれがうれしい」(田村剛)

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在日外国人向けビジネスサポート

OFFICE SHIBATA営業エリア内外国人登録者数(2006年)

国籍/自治体 豊川市 豊橋市 湖西市 浜松市 合計
ブラジル人 3179 11981 1653 17943 34756人
フィリピン人 283 1243 114 2679 4319人
ペルー人 470 1001 514 2188 4173人
中国人 137 1147 70 2427 3781人

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少子化の進展、景気の頭打ち感、停滞感などの理由により在日外国人向けのビジネス、いわゆるエスニックビジネスに対する関心が高まっております。在日外国人の数は増加の一途をたどっており、外国人向けビジネスは21世紀の我が国において数少ない成長が見込まれる分野だと言えます。

一方外国人相手のビジネスは言葉や商慣習、文化の違いもありとかくトラブルが発生しやすく、十分な危機管理が必要なことも事実です。

「外国人向けにビジネスを始めたい」
「外国人だが日本で起業したい、会社を設立したい」
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■主な取り扱い業務

□在日外国人向けマーケティング調査

□営業サポート、販路拡大へのコンサルティング

□広告、契約書、説明書などの作成および翻訳

□会社設立、各種許認可営業許可取得サポート

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