朝鮮戦争の特需以降、帰還事業開始の間、生活に困窮した在日朝鮮韓国人の間で鉄くずの盗品売買が大流行しましたが、今東海地方では経済危機で生活に困窮したブラジル人の盗品売買が大流行しています。歴史は繰り返しますね。
ブラジル人同士の同胞詐欺まで起こる始末。悲劇というか喜劇というか。
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今年に入り、外国人研修生・技能実習生関係の仕事が急増しております。団体管理型(事業協同組合や農協、商工会などが受け入れる場合)は7月に制度が大きく変わり厳格化されますし、当地はインドなどの新興国に現地法人を持つメーカーさんが多いので、技術移転などを目的とした企業単独型でも今年は相当数の研修生が来日するのではないのでしょうか?
研修生事業に携わる人たちと情報交換しますと、皆さんかなり危機感を抱いているようですが、私は今回制度が厳格化されても、外国人研修生の数自体は伸びると見ています。いつの時代、どんな経済状況でも人の集まらない業種、人手不足の業種があり、それをわが国では外国人労働者が担っているからです。デフレ・価格破壊が続いているので低賃金な外国人研修生の需要は以前より増してますし、、、
また研修生を受け入れている企業は農業や漁業など根本的に海外移転できない業種や規模が小さくてコストの安い海外移転できない製造業企業が多く、そういう企業はやはり研修生などの外国人労働者を使ってこの少子高齢化&デフレの日本で頑張って凌いでいくしかないんですよね。。。非常に大変なんですが。
一方、技能実習生にとっては今回の制度改正は朗報ですよね。新制度では2ヶ月目から給料をもらえるようになりますし、法的にも手厚く保護されるようになりますし(私もJITCOの法的保護情報講師に登録予定)。研修生のモチベーションが上がり評判が良くなれば、また新たに研修生を受け入れようという企業も増えるでしょうし。
ただ研修生組合はこの制度改正についていけない、旧態依然としたところは淘汰されてしまうでしょうね。元々一部の研修生組合が違法行為を起こしたために今回の制度厳格化が行われたわけですし、給料ゴマカシやピンハネとか闇残業なんかはすでに論外ですしね、、、まあそういうことをやっていたところはすでに目ざとく撤退しているんでしょうが(爆)
このような事情で外国人研修生は増えると思うのですが、そうすると立場がさらに弱くなるのが日系ブラジル人労働者なんですよね。
元々外国人研修生と日系ブラジル人労働者は単純労働現場作業に従事できる唯一の外国人労働者ということで競合していましたので、7月以降、研修生制度が厳格化され、以前の悪いイメージが払拭されれば、日系ブラジル人労働者から外国人研修生に雇用をシフトしようとする動きも加速するでしょうからね。。。
また日系ブラジル人の雇用って派遣会社経由の間接雇用がほとんどですが、製造業派遣も禁止の方向に向かっておりますし、派遣先である工場もグローバル化で海外移転してしまえ雇用自体が無くなってしまうわけですしね、、、さらに日系ブラジル人労働者の質も相変わらずですし、、、
ということで、状況はますますヤバイですが(爆)、7月以降も外国人労働者の動向を注視していきたいと思います。
就職融資悪用で5人逮捕 カーナビ盗関与か
05/12 08:24 静岡新聞 派遣切りなどによって住居を失った人に家賃や生活費などを支援する国の「就職安定資金融資制度」を悪用し、融資金をだまし取ったとして、県警国際捜査課と 静岡中央、焼津など10署でつくる合同捜査本部は11日、偽造有印私文書行使と詐欺の疑いで県中部に住む日系ブラジル人5人を逮捕した。同制度の悪用による摘発は全国でも珍しい。今後、共犯者についても調べる方針。捜査本部はこのうち数人が県内で多発しているカーナビを狙った窃盗事件に関与した疑いもある とみて捜査を進める。
5人の逮捕容疑は、偽造された解雇証明書類をハローワークに提出し、融資の資格認定を受けた上、金融機関から数十万円の融資金をだまし取った疑い。捜査本部は書類が偽造された経緯についても調べる。
同制度は失業対策のため2008年12月に運用が始まった。融資希望者がハローワークに必要書類を提出
し、貸し付け資格の認定を受けた後、金融機関が審査 して、賃貸住宅の敷金や就職活動費などを融資する仕組み。敷金や礼金など40万円、転居費用など10万円、就職活動費月15万円などの融資を受けることが できる。
捜査本部によると、5人のうち男数人は09年秋に県中部で起きたカーナビ盗事件などに関与した疑いがあるという。
県内全域では08年ごろからカーナビ盗が急増し、今年の被害は9日現在で444件(暫定値)に上る。最近は幹線道路周辺の駐車場などで車の窓ガラスを割り、カーナビを強引に外す手口の犯行が多発している。同じ地域で一晩に10件以上、発生するケースもあった。
捜査本部は男らが08年秋から数百件の犯行を重ねているとみて今後、慎重に裏付け捜査を進める方針。
県中部の県営団地には午前10時ごろから、捜査車両数台に乗り込んだ捜査員十数人が次々に到着し、押収する資料を入れるための箱を持ち込んだりして関係先の捜索に入った。正午すぎには捜査員が団地の物置前に集まり、倉庫から荷物を運び出したり写真を撮ったりした。
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