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【業務週報】改正入管法の施行から3ヶ月

入管のHPに書いてある書類だけで申請すると、ものすごい数の追加書類を要求されますのでご注意を(爆)

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7月に改正入管法が施行され3ヶ月、ようやく業務の方も落ち着いてきました。

当事務所で対応を追われたのはやはり研修・技能実習生制度の改正と在留期間の特例です。

新たな技能実習生制度では雇用契約書・条件書、監理費明細、来日前講習の証明書など認定申請の書類の枚数も大幅に増えたので、毎回来日予定日に間に合うかハラハラですし(笑)、来日後も法的保護講習や来日から6ヶ月で在留資格変更ですから、まあ、大変ですわ(ため息)。

また、在留期間の特例でビザの更新が3ヶ月前からできるようになったのはいいのですが、ウチの個人のお客さんは相変わらずビザ切れギリギリで書類を持ってくる人が多いので、ハラハラの種が一つ増えただけですね(爆)。入管の方でもっと告知してくれればいいのですが、、ビザの更新の審査も書類の簡素化の恩恵に預かってる人、企業って本当ごくわずかですしね~。

新入管法で政府は入国、在留のビザ手続を厳しくして、優秀な高度外国人人材を広く受入れ、問題外国人、生活能力のない外国人を入国、在留させないようにしたいようですが(それで身分関係ビザの連れ子や家族滞在、定住者、そして永住ビザの審査が厳しくなっています)、こんな外国人を使い捨て、粗末にする国に、優秀な外国人なんか来るのかと疑ってしまいます。

ということで、ビザでお困りの方はご気軽にお問い合わせください(爆)

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【業務週報】新たな在留管理制度で増える外国人、減る外国人

ブラジル、中国(台湾)、アメリカ、インド、カナダ、インドネシアなど雑多なパスポートに囲まれるお盆

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お盆だというのに、今日もノンビリ(ダラダラ?)と事務所で仕事です。クライアントの外資系企業や中国人が社長さんの会社はお盆休みという概念がありませんし(飲食店は逆にかきいれ時)、私の方も来週台湾出張があって、仕事を前倒し進行してますんで仕方がないんですけどね~。一応日本人なんで明日は先祖の墓参りに行かねば、、、

で、最近思うのは先月から始まった「新たな在留管理制度」で増える増える外国人と減る外国人。事務所の経営にも密着していますし、外国人ビジネスに関わる人たちにも聞かれますしね。ということで勝手に予想してみると、、、

・高度外国人人材(人文国際・技術・企業内転勤などの就労ビザ系)とその卵の外国人留学生

こちらは間違いなく増えると思います。通訳案内士なみに外国人観光客向けに通訳ができる人材、ITエンジニアなどの高度外国人人材を受け入れば、日本の国力・経済力が増しますし、留学生のほうも「留学生30万人計画」で今後倍増しますし、そのために先月から留学ビザと就学ビザが一本化されましたから。今後創設される「5年ビザ」の恩恵を受けるのはこのグループでしょう。

・技能実習生(旧外国人研修生)
技能実習生も今後増えるのではないでしょうか?先月から始まった「新しい研修・技能実習制度」で組合の不正行為が事実上できなくなりましたし、技能実習生も1年目から給料をもらえるのでモチベーションが上がり失踪や中途帰国も減るでしょうからね。ただ中国などは経済発展で人件費が相当上がっており、現地でのリクルーティングは厳しいという話ですから、出身国はシフトしていくでしょうけど。

・定住外国人(定住者ビザ)
日系ブラジル人、ペルー人、フィリピン人などに多い定住者ですが、こちらはますます減るでしょうね。未だ経済危機のダメージから立ち直れてない人が多いですし、エコカー減税バブルの終焉でまた雇用危機が起こりそうですし、今後も製造業派遣禁止や企業の海外生産へのシフト、技能実習生の増加により日本国内での就業先は減る一方でしょうから。さらに自身の日本語教育や職業教育、子弟の教育、社会保障などのコスト、治安悪化や犯罪などのリスクを考えると、入れる意味がないというのが入管はもとより経済界の今の状況ではないでしょうか。今後団塊の世代の引退や我が国の少子化が一層進んで、我が国の労働力不足が一層顕著になるまで彼らの活躍の場はないような気がします。

ということで、私の仕事もますます煩雑で難解な就労ビザ系や技能実習生にシフトしていきそうな雰囲気。ということは今まで以上に頭を捻らされたり、時間を取られたりということです(爆)。早く日本を脱出せねば、、、

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【業務週報】お盆休みと名古屋入管の行列

名古屋入管

駐車場から行列の名古屋入管。本局でこれですから、職員さんがより少なく、より外国人集住度が高い浜松や豊橋の出張所は怖くていけませんね(笑)

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東海地方の主だった製造業企業、メーカーさんは先週末から9連休の夏期休暇中。

こうなると俄然混雑するのが、名古屋入管です(爆)。やはり愛知を中心とする東海地方では自動車産業に従事する日系ブラジル人や技能実習生などの外国人がまだまだ多いということでしょう。

昨日、名古屋入管に行ってきましたが(行きたくなかったんですが、ビザ切れギリギリの申請があったので止む無く)、申請窓口は軽く100人待ち。さらに先月から審査が厳しくなり、不備や書き間違え、抜けがあると平気で書類を突き返してきますからね~。待ち時間に拍車がかかってますわ、、、

ということで来週の月曜日くらいまでは入管に行くのは控えたほうがいいと思います。ビザの期限、そしてお金に若干の余裕のある方はぜひ申請取次行政書士、特にオフィスシバタにご依頼ください(爆)今週も来週もお盆休みなしで営業しています!

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【業務週報】受け入れっぱなしの定住者の行く末

最近「定住者」が関与する事件、犯罪が相次ぎましたね。定住者というのは日系3世とその配偶者、中国帰国者(中国残留孤児の子孫)、配偶者ビザの連れ子など日本人と関係のある外国人に与えられるビザで、1990年の入管法改正の際に創設されました。

仕事柄、日常的に定住ビザをもつ外国人と接しておりますが、彼らの日本での生活は容易なものではありません。一昨年の経済危機の際も大量の日系三世のブラジル人が真っ先に派遣切りによる解雇を余儀なくされましたし、中国帰国者の方々も日本に帰ったはいいが、日本語ができず生活に苦労しておりますし、定住者の子供たちも日本の学校でイジメにあったりと、例えは悪いかもしれませんが「社会的アリジゴクの最底辺」に押しやられ、蠢いているという感じがします。

ビザが緩いので簡単に来日→与えられる仕事は不安定で3Kの仕事ばかり→スキルも日本語能力もアップしない→気が付いてみると40代、母国にも帰れない。満足な社会保障もない。一方就労ビザを持つ外国人は学歴かスキルがあり一般的に高収入なので自己防衛能力がありますし、留学生や研修生は一応学校や組合というセーフティーネットが張られているのと比べ彼らのセーフティーネットは極めて脆弱な「母国語の通じる外国人コミュニティー」のみといった状況なんですよね、悲しいことに。

バブルの頃は日本人がやりたがらない単純労働の担い手として「金の卵」だった定住者も不景気の今ではより安価な外国人研修生に取って変わられ「持て余し者」。早急な対策をしないとまた同じような事件が繰り返されることでしょう(前にも同じようなことを書いたような気がしますが、、、)。

宝塚放火、中3の2人「親の悩み」共通点か

兵庫県宝塚市で民家が放火され、家族3人が死傷した事件で、殺人未遂と現住建造物等放火容疑で逮捕されたこの家の中学3年の長女(15)と同級生の女子生徒(14)は、家庭環境の複雑さゆえの悩みをともに抱えていた。

同級生は、長女とは別の宝塚市内の小学校に、1年生の時に転校。当時を知る人たちは「おとなしい子だった」と、口をそろえる。

転機は2年前。母親が現在の父親と再婚し、姓が変わった。「気持ち的にうまくいかない」。中学校の教諭に漏らし、髪を染め、耳にピアスをした。所属する吹奏楽部も休みがちになった。

クラスメートに、「いいかげんにしてほしい」とこぼすことが多くなった。理由は、新しい父親からの叱責(しっせき)。「勉強しろ」「早く起きろ」などと繰り返ししかられると打ち明け、「うざい」とこぼした。

この頃から、急速に仲良くなったのが長女だった。

長女は、ブラジルから来日した母親に呼び寄せられ、4歳で来日。日系ブラジル人2世の男性と母親が同居を始め、2人の間に次女が誕生。家族4人で暮らしていたが、長女は、同居男性から度々体罰を加えられる、と学校側に相談するなど、親子関係に悩んでいた。

学校では、ブラジル出身の容貌(ようぼう)を理由に、周囲からいじめを受け、孤立しがちだった。宝塚署の調べにも「妹ばかりかわいがられ、家族の中で私は独りぼっちだった」と供述しているという。

中学2年の3学期頃から、2人して授業を抜け出し、げた箱付近で話し込むことが多くなり、5月の修学旅行で行った北海道では、クラスが違うのにずっと一緒に行動していたという。「親の悩みで共通点があったから、結びついたのかも」とクラスメートの一人は推測する。
(2010年7月10日16時55分 読売新聞)

入国直後に生活保護申請=中国人48人、受給目的の来日か-大阪市

大阪市は29日、日本に入国した中国人48人が入国直後に生活保護を申請し、そのうち32人は既に受給していると発表した。全員が、市内に在住する姉妹の親族として入国しているが、市は保護費受給を狙った入国の疑いがあるとみている。今後法務省などに入国審査の強化を求める方針。
市によると、48人は中国福建省から、今年の5月から6月上旬にかけて来日。全員が、同市西区に在住している中国出身の高齢姉妹の親族として定住資格を得ており、入国後平均して8日たった時点で、5区役所に生活保護を申請していた。
申請が集中した区役所の担当者が不審に思い発覚した。保護申請の際、ほとんどに市内の不動産業者と特定の通訳が同行していたという。申請に当たっては、「姉妹の介護」を来日理由に挙げていた。
市は「不自然な点が多く、入国理由が虚偽の可能性もある。入国管理局はもっと厳しくチェックすべきだった」として、法務省などに審査の厳格化を求める。今後、生活保護の受給停止も検討するほか、警察とも協議して実態を調査する。(2010/06/29-15:58)時事ドットコム

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【業務週報】アメとムチの在留期間の特例

追加書類の提出期限はタイトになるわ、窓口での審査は厳しくなって待ち時間はまた増えるわ、さっぱりワヤです。。。
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先日入管で申請を済ませると、申請窓口で一枚の通知書をいただきました。読んでみると、7月1日より改正入管法が施行され、ビザの更新が期限の3ヶ月前から受け付けられるようになったとのことです(従前は2ヶ月前)。

http://www.immi-moj.go.jp/newimmiact/q_a_details7.html

ビザ更新の手続を代行していて意外に多いのがビザの更新を済ませたら母国に一時帰国したいという外国人やビザ切れギリギリになって慌てて駆けこんでくる外国人。そういう○ガママ外国人や○イカゲン外国人にいつもマダカマダカと急かされているので「はは~、入管も気が利くな」と感心しましたが、最後のほうを読むと3ヶ月前更新は全然、サービス向上のためではなかったのですね(汗)。

ということで良い子の外国人の皆さん(特に本国の犯罪経歴証明書の必要な日系三世さんとその配偶者、本国照会などが予想されるケースなど)は、できるだけ早くビザの更新手続をすませるようにしましょう。追加提出書類があったら、すぐ出すようにしましょう。○ーバーステイになっても私は知りませんから(爆)。また外国人派遣会社や人材紹介会社で面接などをされる場合は、知らず知らずのうちに不法就労に助長したなんてことにならないようお気をつけください。

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【業務週報】不況で逆に増える外国人雇用

外国人雇用の世界で変化が起こっているようです。従前ですと、不況到来→売上ダウンや生産調整→雇用の調整弁たる非正規、外国人スタッフをまず解雇→景気回復→人手不足→また外国人雇用、というのが我が国の企業の外国人労働者の雇用・解雇のパターンでしたが、「少子高齢デフレ社会の日本に未来のない」ということが分かっている先見の明のある企業さん(爆)の中には積極的に外国人を雇用し、世界マーケットに打って出て行くところも出てきたんですね。まあ賢明な選択だと思います。

また、以前は3Kの日本人が嫌がる仕事を非正規の外国人労働者に押し付けて、ホワイトカラーのウマイ仕事は日本人が独占するというが一般的でしたが、この図式も崩壊しつつあるようですね。「外国人お断り」だった頃と比べると日本の企業も進歩したといいますか、能力第一主義になったと言いますか、まあスゴイです(笑)。確かに大学生なんか見てると、外国人留学生のほうが、語学力やハングリー精神の点で、ゆとり世代の日本人の学生より優秀な気がするので、今後もこの傾向が続くんでしょうね。まあ日本人の学生さんには世知辛い世の中ですが、、、

というわけで、一筋縄ではいかない就労ビザ(人文国際・技術・企業内転勤・投資経営)の手続・現地法人日本法人設立・外国人の採用でお困りの企業さんはご気軽にお問い合わせください。

海外で幹部候補大量採用 新興国開拓に備え

日本の大手企業が海外で現地の設計・開発や営業の幹部候補となる外国人を大量に採用する。パナソニックは採用後日本で2年間の長期研修を受けさせる。三菱重工業はアジアを中心に設計などに携わる人材を年間約800人のペースで増やす。流通企業など内需型産業を含め幅広い企業が外国人採用を増やす。国内での採用は抑制しながら、新興国市場開拓のため人材のグローバル化を急ぐ。(人材のグローバル化は総合面「きょうのことば」参照)

三菱重工は海外のグループ会社の社員数を今後5年間で約4000人増やし、2014年度には約4割多い1万5000人体制とする。発電設備や空調機器分野を中心に、現地の技術者や製造部門の人材を採用。14年度の受注の海外比率を現在の49%から63%に高める考えで、海外生産を2倍に拡大する。一方で国内の新規採用は厳選。国内は10~14年度平均では2000人と現在の6割程度に抑える。

日本の大手企業のこれまでの外国人採用は、製造現場やオフィスでの現地採用が中心だった。処遇や給与体系などにも本社と違いがあり、経営の戦略部門に関与する人材を定期採用するケースは少なかった。

だが海外市場にあわせたデザインや仕様の製品開発には現地技術者の採用拡大が不可欠。ダイキン工業は年内に中国でエアコンの開発者を160人採用し、200人体制にする。日本で開発や仕様変更をしている現在の方式を見直す。

パナソニックは来春までにグループ全体で前年度比5割増となる1100人の外国人を採用する。今年度から一部の幹部候補には日本で最長2年の研修を受けさせている。長期研修で日本の本社幹部などと社内人脈を形成したり、日本流のマネジメントを理解させる。

同社はインドや中国で中間所得者向けのボリュームゾーン(普及価格帯)商品を投入する計画。欧米向けから新興国へと市場が広がり、現地での開発・設計を重視する。

東洋エンジニアリングはインドで正社員の技術者などを約170人採用する。09年度の同社の海外売上高比率は約70%。グループ全体では11年春までに採用する人員の85%が外国人になる。

外国人採用は自動車や電機が先行したが、内需型とされる産業でも急速に広がってきた。「ユニクロ」を中国や韓国などで拡大するファーストリテイリングが、来年新卒で採用する約600人の半数を外国人にする。数年後の店長候補と位置付け、大半はまず地元の店舗に配属する。 日本経済新聞 2010.6.15

ユニクロ:新世界戦略 英語公用化…12年3月から

カジュアル衣料のユニクロを展開するファーストリテイリングは23日、12年3月から社内の公用語を英語にする方針を明らかにした。日本のオフィスも含めて、幹部による会議や文書は基本的に英語とする。海外展開を加速させており、グローバル化に対応した言語の共通化が不可欠と判断した。

柳井正会長兼社長は毎日新聞の取材に「日本の会社が世界企業として生き残るため」と語った。導入までに「海外で業務ができる最低限の水準」(柳井会長)として、国際英語能力テスト「TOEIC」で700点以上の取得を求める。日本人のほか中国人など非英語圏の幹部や店長には研修を受けさせる。

幹部社員の賃金体系も世界で統一し、店長クラスの海外異動を日常化させる。新卒採用も外国人を増やし、11年入社は600人の半数、12年は1000人の3分の2、13年は1500人の4分の3を外国人にする計画だ。

同社は国内で809店、海外で136店(中国54店、韓国48店、欧州17店、香港13店、米国1店など)を展開しているが、人口減などで日本市場はいずれ頭打ちになるとみていて、海外出店を加速させる方針。20年までに売上高を現在の7倍超の5兆円とする目標を掲げており、このうち海外の比率を7割程度(10年2月中間期は10.1%)に高めたい考えだ。

日本企業が英語を公用語にしたケースは、カルロス・ゴーン氏を社長に迎えた日産自動車などがあるが、日本人がトップの会社では楽天など極めて限られている。【井出晋平】

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【業務週報】象を針に通すような中国人調理師の招聘・認定

真冬に現地面接した中国人調理師さんたちの認定書がようやく交付。あいかわらず辛抱のいる仕事です

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先日、久々に中国人の方の経営する規模の小さい中華料理店(いわゆるカテゴリー3)の中国人調理師の認定に成功しました。

外国人調理師、特に中国料理店で働く中国人調理師や点心師やエスニック料理店・カレーショップで働くネパール人調理師の場合、以前から「資格外活動違反」といいまして、偽造の書類・証明書を使って専門職に与えられる技能ビザを不正に取得来日し、実際は工場現場などの単純労働職種で不法就労するという例が後を絶たず、以前から当局よりマークされておりました、、、

さらに経済危機以降、今度は勤務先の廃業や倒産、あるいは経営の悪化による賃金の遅配、未払い、労働基準法違反などの労使間紛争が多発、トラブル防止の意味でもなるべく入国させないという方針が採られるようになり二重の意味で厳しい審査が取られるようになってしまったわけです。まあそういうトラブルを起こす店に限って悪徳な同国人が経営しており、興行ビザや外国人研修制度と同じ厳格化の構図だと思いますが。

このような背景で、現在外国人調理師を海外から招聘するのは本当に難しいのですが、中には真摯に日本で就労したい中国人調理師もいますし、真摯に中国人調理師を招聘したい中国料理店の中国人オーナーもいるわけで、そういう方たちはできるだけサポートしていきたいというのが私の考えです。やっぱ本場の調理師が作る料理のほうがうまいですからね(笑)

というわけで、真摯に外国人調理師を招聘したいという方は、ぜひお問い合わせください。ただしコンプライアンス遵守&再再再申請覚悟でお願いします(爆)

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【業務週報】国家公務員削減と入管収容者のハンガーストライキ

名古屋入管浜松出張所

入管、陸事、領事館、私の出没するところ常に行列ありです(涙)

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国家公務員の新規採用者数が大幅に削減されるそうです。仕事柄いろいろな役場・官庁を回っておりますが、本当に役場によって激しく混んでいるところ、窓口の対応が悪いところ、電話にも出ないところ、(そういうところに限って行政書士への依頼が多いんですが笑)と、暇そうで、質問すると懇切丁寧に教えてくれるところの差が大きく、民間と違って人の使い方が下手だな~(民間企業のように応援のシステムとかないのか)とか、電子申請にしたらいいのにとか、日々考えさせられますが、どうなんでしょうね。中高年の既得権のために、若者が犠牲になったというところでしょうか。

さらに入管などの常時大混雑で審査も遅れがちの、今後も少子化による外国人増で必ず仕事量が増加することが確実な、かといって本人確認やなりすましの問題で電子申請化できないところも職員を削減するなんて、現場の意見も聞いていないし、利用者の利便性も考えていないとしかいいようがないですよね。

入管の収容施設(オーバーステイ外国人などが帰国のために収容される施設)のハンガーストライキのニュースなんか聞くと、職員が足らないがために審査が伸び、収容期間が長引き、収容者の待遇が悪くなっているような気がするので、そういうところはぜひ改善していただきたいと思います。役所への申請でお困りでしたら、ぜひ行政書士にご依頼ください(爆)

国家公務員採用削減、40%台に 刑務官など目標緩和で決着

鳩山由紀夫首相が2009年度比で半減を指示していた来年度の一般職国家公務員の新規採用に関する基本方針が20日、固まった。海上保安官と航空管制官を削減対象から外すなどして、全体の削減率は40%台に後退した。21日に閣議決定する。

公務員の定数管理を所管する総務省が各府省と折衝したが、職員のいびつな年齢構成や士気の低下を懸念する府省が反発。最後に残った刑務官や入管職員の半減目標に抵抗する法務省との調整は、削減率を30%台に引き下げることで決着した。

海上保安官と航空管制官の削減は、前原誠司国土交通相が「国民の安全にかかわる」と反発し対象から除外。刑務官、入管職員の削減率圧縮は、女子刑務所が過剰収容になっていることや、成田、羽田両空港の発着枠を増やし、訪日客を増やす政府の観光立国戦略に配慮した。

首相は、衆院選マニフェスト(政権公約)で掲げた国家公務員の総人件費2割削減や、あっせんを伴う天下りの全面禁止で退職者が減ることを踏まえ4月27日、09年度採用(9112人)より半減させるよう指示した。
2010/05/20 23:05 【共同通信】

牛久入管・外国人収容者ハンスト:「対応日々悪化」 「考える会」実情訴え /茨城
◇規模拡大も

「入管の対応は日に日に悪化している」

東日本入国管理センター(牛久市)の外国人収容者約70人がハンストを続けている問題で、ハンスト参加者と面会を続ける「牛久入管収容所問題を考える会」(つくば市)の田中喜美子代表は14日、つくば市内で行われた記者会見で、同センターの実情を訴え、ハンストの規模が拡大する可能性を示唆した。

同会によると、ハンストが起きる前日の9日、収容者の代表6人とセンター職員3人が待遇について約1時間話し合ったが物別れに終わったため、ハンストに突入した。収容者代表は、(1)未成年者の収容をやめる(2)半年以上の長期収容中止(3)仮放免の保証金上限を20万円に下げる(4)裁判で係争中の者を再収容しない--の4項目を要求していたという。同センターで仮放免の際に求める保証金は平均50万円程度と「収容者にとってはかなりの高額」で、100万~150万円になるケースもあるという。

こうした保証金額の指摘について同センターは毎日新聞の取材に「答えられない」としている。同センターでは、今年2、4月に日系ブラジル人と韓国人の収容者男性が相次いで自殺しており、同会は「収容者の待遇に問題があるのではないか」と指摘していた。【高橋慶浩】 毎日jp

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【業務週報】外国人ジョッキーの招聘

先日、日ごろからお世話になっている会社さんから、入管ビザ申請のお問い合わせを受けたのですが、それが珍しい、というか私としても初めての「外国人ジョッキーとトレーナー(競馬の騎手と調教師)の招聘案件(在留資格技能と興行)」だったんです。

競馬のことは全然わからないので、いろいろ調べてみたのですが、確かに騎手というのは一人育成するのにものすごいコストがかかりますし、年収○○○万円の人気ジョッキーとなると高給取りとなり逆に使いづらい。製造業でしたら、すぐロボット導入して省人化しろとか言い出しそうが、騎手じゃそれもできません(笑)。ということで外国人騎手がジワジワとブームになったようです。しかもお馬さん相手の仕事なんで日本語能力も必要なく外国人に打ってつけです(爆)

まあ、野球や相撲、サッカー、格闘技などでも外国人選手がいっぱい活躍していますし、差別がなく実力のみで評価される世界なんでスポーツ業界ってハングリーで低コストな外国人が進出、活躍しやすい職種なんでしょうね。

経済状況が悪いためか、政治や世論が変に右化するのと比べ、実態経済、人手不足な業界は安価で優秀な外国人雇用一直線。変に納得させられました。

人手不足を補うアジア系騎乗者 田中哲実 netkeiba.com

平成5年10月に開場して以来、順調に利用馬が増え続けている浦河のBTC(財団法人・軽種馬育成調教センター)は、大晦日と元日の2日間こそ閉場したものの、年明けとともに多くの育成馬で賑わう日々だ。

昨年秋の段階で、すでに騎乗したままこの施設に通える範囲にある民間育成牧場の馬房数はついに700を超え、現在もなお増えつつある。

開場して15年が経過したこの一大調教施設は、冬季間の今こそ利用価値が最も高まる季節で、屋内の施設が充実しているために、悪天候時にもほとんど影響なく調教が可能だ。

いずれも屋内の直線ウッドコース(1000m)、ダートコース(600m)、坂路ウッドコース(1000m)などが冬季間の調教場となるが、これらの利用料は1日あたり800円。日曜日を除き月25日間の利用でも、わずか2万円にしかならない。

当初はわずか1日平均35頭程度の利用からスタートしたこの施設が、開場12年目の平成17年には、1日平均500頭を超える頭数にまで激増しており、以後、数字はほぼ横ばいのまま安定している。

それに伴って、利用馬の競走成績もまた年を追うごとに上昇の一途をたどり、平成19年度には、中央751勝、地方2194勝を数えるまでになった。実際にどの程度の期間もしくは回数、ここで調教を積まれたかは馬によりかなりの差があり、一様ではないが、いわゆる「BTC効果」とも言うべき付加価値をこの施設から実感として受け止めている関係者はひじょうに多い。広大な面積、抜群のロケーション、様々な施設によりバラエティに富んだ調教メニューが組めることなど、冬季間という気象上のハンディキャップを差し引いても、この施設の魅力は余りある。

さて、現在、ここを主に利用している育成牧場は大小合わせて約40牧場ほど。近年はどこの育成牧場でも騎乗者不足に悩まされているのだが、その穴を埋めているのが、東南アジア系諸国からの出稼ぎ騎乗者たちだ。以前、ここではオセアニア系白人が多かったのだが、近年は完全にマレーシアやフィリピンなどから来ている騎乗者が主流である。

浦河町における外国人登録者数は12月末現在でちょうど100人。

国別の内訳は、多い順に列記すると、フィリピン人40人、マレーシア人20人、ニュージーランド人10人韓国人8人と続く。因みに、イギリス人は4人、ブラジル人も4人、アメリカ人に至ってはわずか1人である。

マレーシア人とフィリピン人のみならず、この町で暮らす外国人たちのほぼ9割は何らかの形で「馬業界」に従事しており、その多くが騎乗者である。マレーシアもフィリピンも、もちろん競馬場があるものの、やはり日本に来て働く方が高い報酬を得られるのである。

フィリピン人騎乗者

個人差が多少あるとは思うが、彼らの平均的な月収はおおよそ25万円程度。もちろん、母国には家族が暮らしており、実際にはそれらのうちから相当額を「仕送り」している。

私の知人Bさんは、手元に7~8万円程度を残し、他の全てを家族に送金する。金額にして17~18万円。フィリピンで、これだけあると一族郎党がみんな優雅に生活できるのだそうで、「子供を学校に通わせたり、家を改築したりしている」らしい。

で、本人は残りの7~8万円で生活するわけだが、見ていると、まず贅沢は一切しない。「せいぜい食費と後は携帯電話の通話料くらい」しか遣わず、ネオン街を飲み歩くことも、パチンコ屋に出入りすることもない。家族のためにひたすら質素な生活を送っている印象なのだ。

フィリピンでは騎手のライセンスを持つ人がとても多いという。しかし、競馬場で実際にレースに騎乗できる人はごく一部らしく、あまり上手ではない人ややや年齢が高くなった人は恵まれない環境にいるらしい。

そういう人たちが日本にやってきて騎乗者として働き始め、徐々に口コミでその輪が広がってきた。血縁や友人関係などを頼って日本にやってくるケースも多く、一牧場に数人単位で同胞が働く例が多い。また、私の知る範囲では、フィリピン人とマレーシア人が同じ牧場に所属している例はなさそうだ。

言葉の壁や習慣の違いなどのハンディキャップはあっても、当分の日本人騎乗者の人手不足が解消しそうな気配はなく、その穴をこうして東南アジアの人々が確実に埋めてくれている。この傾向はしばらく続きそうである。

2009年01月21日

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【業務週報】GWと入管の混雑

浜松入管

4月に入ったにも関わらず大混雑が続く浜松入管です

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もうすぐゴールデンウィークですが、GW、お盆、年末など、長期連休中の入管は例年笑ってしまうくらいの行列となります(特に職員の少ない出張所)。

というのは、仕事が休みの外国人の本人申請の方たちがどっと押し寄せるからです。行政書士などの申請取次(代理申請)に頼めばいいのに、と思うのですが、そういう方たちに限って、お金に異常にシビアだったり(お金で時間を買うという思想がない)、ビザ切れギリギリだったり、海外旅行ギリギリの再入国許可だったり、書類が揃っておらず逆に行政書士に断れたりなどなどの事情で大混雑の入管に突撃していくんですよね。まさに飛んで火にいる夏の虫です(爆)

ということで賢明な方はGWなどの混雑する時期を避けて申請するか、行政書士や弁護士などの申請取次に依頼することをオススメします。同じ行列作るなら行楽地で行列作ったほうがいいと思いますよ(笑)

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